生活保護の最低生活費とは?計算の仕方や一人暮らしの場合は
ここでは生活保護の条件の1つである「最低生活費」について説明します。
国(厚労大臣)が定めた「生活費の基準」による生活費の最低額をいいます。
生活保護は「今の生活が困窮している」状態で受けられますが、
最低生活費は『厚生労働省が定めた家族の人数や地域ごとの、「このくらいの金額以下の収入だと困窮しているといえますね」
という基準の金額』になります。
「生活がやっていけない」という金額は個人差があります。
例えば
金持ちの家に育ってカップラーメンや定食を食べたことがない人
もいれば
節約生活に慣れていて1か月の食費は2万円以下
という人もいます。
金持ちの人が急に収入が下がり「定食は食べたくない、今まで通り高級店で外食したいから生活保護費をください」
では許されませんよね。
こまり具合や困窮の感じ方は人それぞれで違います。
だから厚労省が、憲法で保障される「最低限度の生活」を営むにはこのくらいの収入が必要、と基準を作っているんですね。
・最低生活費 - 収入(世帯全体で) = 生活保護費
ようするに
・収入が最低生活費を下回っていれば、足りない分を生活保護費として受け取れる
・収入が最低生活費を上回っていればもらえない
という意味です。
支出の金額や借金があるかないかは関係ありません。
あくまで収入が最低かどうかで考えます。
例えば
・Sさん世帯
3人家族で 収入が17万円
・Oさん世帯
3人家族で 収入は35万円
3人家族の〇〇県の最低生活費は23万
→ Sさん
23万 - 17万 = 6万足りない
生活保護の受給 〇 足りない6万円分が支給
→ Oさん
23万 - 35万 = 18万オーバー 受給 ×
と大まかにいえば上のようなイメージです。
厳密には住んでいる地域や家族の人数によって違いますが
大まかな最低生活費がどれくらいかは下になります。
●単身1人暮らし 東京都の場合
●3人家族 都市部の場合
ようするに、単身であれば月の生活費が8万3千円以下・家賃が5万以下の収入で
生活しているのなら、生活保護の最低生活費の条件はクリアしそうだ
3人家族で生活費16万7千以下で生活していたら該当しそうだ
という意味です。
自分の最低生活費がいくらかは家族の人数と住むエリアがどの級地になるかで違うので市町村の役所に確認する必要があります。
出典
wikiにも情報があります。最低生活費の計算例の項目
〇他
・収入はさまざまな手段、雇用保険、年金、仕送り、手当など全部が入った金額で考えます
労働による収入だけではありません。例えばパート勤めで5万の収入の他に、お姉さんから毎月2万の仕送りを
もらっている人が最低生活費の計算をする際は
収入(パート5万 + 仕送り2万)
とパート以外の仕送りも収入として合算します。
仕送りを含めてもそれでも生活費が足りないのなら保護の対象になります。
・最低生活費は1年に1回ごと改訂がある
最近は円安で食料品の値上げラッシュが続いてますが、10年20年も同じ最低生活費のままだと物価が上がったりすれば
そのままだと最低生活の実態と合わずに生活に支障をきたす場合があります。
ですから1年に1回、世帯ごとの消費の実態を調査して最低生活費を決めています。必要とあれば金額は改訂されます。
最低生活費とは
国(厚労大臣)が定めた「生活費の基準」による生活費の最低額をいいます。
生活保護は「今の生活が困窮している」状態で受けられますが、
最低生活費は『厚生労働省が定めた家族の人数や地域ごとの、「このくらいの金額以下の収入だと困窮しているといえますね」
という基準の金額』になります。
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「生活がやっていけない」という金額は個人差があります。
例えば
金持ちの家に育ってカップラーメンや定食を食べたことがない人
もいれば
節約生活に慣れていて1か月の食費は2万円以下
という人もいます。
金持ちの人が急に収入が下がり「定食は食べたくない、今まで通り高級店で外食したいから生活保護費をください」
では許されませんよね。
こまり具合や困窮の感じ方は人それぞれで違います。
だから厚労省が、憲法で保障される「最低限度の生活」を営むにはこのくらいの収入が必要、と基準を作っているんですね。
基本の計算式
・最低生活費 - 収入(世帯全体で) = 生活保護費
ようするに
・収入が最低生活費を下回っていれば、足りない分を生活保護費として受け取れる
・収入が最低生活費を上回っていればもらえない
という意味です。
支出の金額や借金があるかないかは関係ありません。
あくまで収入が最低かどうかで考えます。
例えば
・Sさん世帯
3人家族で 収入が17万円
・Oさん世帯
3人家族で 収入は35万円
3人家族の〇〇県の最低生活費は23万
→ Sさん
23万 - 17万 = 6万足りない
生活保護の受給 〇 足りない6万円分が支給
→ Oさん
23万 - 35万 = 18万オーバー 受給 ×
と大まかにいえば上のようなイメージです。
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最低生活費はおおよそいくらぐらい?
厳密には住んでいる地域や家族の人数によって違いますが
大まかな最低生活費がどれくらいかは下になります。
●単身1人暮らし 東京都の場合
生活費 83700円 家賃53700円以内
合計 13.7万
合計 13.7万
●3人家族 都市部の場合
生活費 16万7千 家賃6.98万
ようするに、単身であれば月の生活費が8万3千円以下・家賃が5万以下の収入で
生活しているのなら、生活保護の最低生活費の条件はクリアしそうだ
3人家族で生活費16万7千以下で生活していたら該当しそうだ
という意味です。
自分の最低生活費がいくらかは家族の人数と住むエリアがどの級地になるかで違うので市町村の役所に確認する必要があります。

出典
wikiにも情報があります。最低生活費の計算例の項目

〇他
・収入はさまざまな手段、雇用保険、年金、仕送り、手当など全部が入った金額で考えます
労働による収入だけではありません。例えばパート勤めで5万の収入の他に、お姉さんから毎月2万の仕送りを
もらっている人が最低生活費の計算をする際は
収入(パート5万 + 仕送り2万)
とパート以外の仕送りも収入として合算します。
仕送りを含めてもそれでも生活費が足りないのなら保護の対象になります。
・最低生活費は1年に1回ごと改訂がある
最近は円安で食料品の値上げラッシュが続いてますが、10年20年も同じ最低生活費のままだと物価が上がったりすれば
そのままだと最低生活の実態と合わずに生活に支障をきたす場合があります。
ですから1年に1回、世帯ごとの消費の実態を調査して最低生活費を決めています。必要とあれば金額は改訂されます。
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