生活保護 生活扶助の内容~食費や生活費はこの項目で出る

生活扶助の内容をくわしく解説します。


まず生活扶助は生活保護費の中で基本になる項目といえます。


衣食住の衣・食を支払うお金になりますからね。


内容や金額




この生活扶助の中身は3種類に分かれます


・1類

・2類


・各種加算

になります。




通常であれば上の2つです。どんな風に分かれているかといえば




・1類...個人ごとの飲食代や趣味や娯楽に使っていい費用

になります。




考え方は食べ盛りの中学生・高校生は食費が他の年齢に比べて高くなる傾向があります。


だから未成年の12~19歳の年齢が1類の費用が高めに設定されていて、


次に成人の大人、20~40歳が続きます。

老人になると下がる傾向にあります。  





・2類...世帯として全体でかかる光熱費や冬期加算



家族の人数が多いほど増えます。



冬期加算は地域ごとにちがいます。



氷点下を下回る寒いエリアもあれば沖縄は冬でも温暖です。かかってくる暖房代もちがいます。



日本の全国を6つに分類して11月から3月の間にプラスして支給されます



また特別な場合には、各種加算されるプラスアルファで支給される生活扶助もあります。





・妊産婦加算

・母子加算

・障害者加算

・入院患者日用品費

・介護施設入所者基本生活費

・在宅患者加算

・放射線障害者加算

・児童養育加算

・介護保険料加算



になります。


スポンサーリンク




〇生活扶助は地域によって額がちがう

例えば首都圏と田舎を比べれば、スーパーで売っている物が都会の方が高いですから


地域性を考慮して生活扶助の額が決まっています。



全国を6つのレベルにして給付額を分けています。



例えば毎年の12月に支給される期末一時扶助費(年末の年越し代みたいなもの)がありますが

地域によって3千円弱の差があります。





1級地-1  14180円

1級地-2  13540円 

2級地-1  12900円

2級地-2  12270円

3級地-1  11630円

3級地-2  10990円



このように差があります。



都会と地方だとお金のかかり方がやや違うのでそこを考慮しています。




またもう1つ年齢ごとにどのくらい1類の金額がちがうかといえば


1級地の1での比較で、詳しくはさらに世帯数に応じた比率で


計算する必要もありあくまでイメージですが、


sef


年齢によってだいぶ差があります。


1番金額が大きいのが上で説明した食事の量が増える中高生の年齢にあたる12~19歳の4.33万



次が成年の大人の20~40歳ですね。その年齢を過ぎると少しずつ下がっていき



70歳以上になると6~11歳よりむしろ少ないですね。



老人になると食べる量も減ってその分かからなくなる、という意味合いでこうなっています。

スポンサーリンク

サブコンテンツ

このページの先頭へ