生活保護 住民票なしで大丈夫か?住所と居住地現在地の違い

生活保護は決まった住居がないホームレスの方やネットカフェに寝泊まりする人

住民票がない人でも受けられるのでしょうか?



まとめ



ホームレスの方、住民票がない方でも生活保護は受けられます。


→生活保護の条件を満たしていれば大丈夫です。


ホームレスであることは生活保護の条件には入っていません。




根拠



生活保護の基準を定めた「生活保護法」には次のように書いてあります。



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この条文は受けたい人がどこの福祉事務所が担当するかを定めているのですが、間接的に


「どういう住み方をしていればいいか」と言ってくれています。



・居住地の福祉事務所


それがなければ

・現在地



の福祉事務所が担当する、と書いてあります。



ここでこの2つの意味ですが、居住地と現在地は「アパートがないとダメ、住民票がないとダメ」という意味ではないです。




この2つはもっと広い意味です。住まいをあらわす言葉はいくつかありますが、意味は下の通りです。



・居住地    

→住民票の有り無しに関係なく今現在住んでいる場所。登録がないB市のアパートに住んでいればそこが居住地となる




・現在地    

→居住地もなくその人が今そこにいる場所。

新宿区でホームレスやネットカフェ難民をしていれば新宿区 家がない場合に用いる



・住所     

→文字通りアパートやマンションで定住する場所



・住民登録   

→住民票を役所で登録した場所



となります。




生活保護法で定めているのは4つのうちの上の2つ。だから住所や住民票がなくとも受けられるのです。


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もし福祉事務所から「住所がないから、住民票がここにないからホームレスの保護は難しい」と言われてもそれは間違いです。




厚生労働省の通知でも


ホームレスに対する保護の適用にあたっては、

居住地がないことや稼働能力があるのみをもって保護の要件をかけるものではない」



とも定めています。

だからホームレスであることとは関係ないのです。支援団体に相談をしたりして対応をしましょう。



ただしアパートで1人暮らしできるか大丈夫かは面談で審査されます。 、

→参照情報




住民登録がない地に住んでいる場合



例えば、

・DVやストーカーの被害にあった女性が夫などから隠れて、住民票とはまったく違う地に住んでいる場合


はばれると怖いので住民票は移せません。




その場合は

・住民登録とはちがう隠れ住んでいる場所の役所


に事情を話して保護を申請するようにします。



また

・〇〇区のネットカフェで寝起きしている、〇〇区の公園でホームレス生活を送っている


場合はそれぞれ〇〇区が「現在地」になるのでそこで申請します。



申請を出した後にアパートが決まった後に住民票を移せば大丈夫です。




自立支援センターに行ってくれと言われた


これは間違いです。

・自立支援センターは生活保護に優先されない

という関係性です。



本人が支援センターの入所を希望しないのなら無理に行ってくれとはいえません。



生活保護法に反しています。ハッキリと「支援センターには行きたくありません。アパートで生活保護を受けたいです」



と主張してください。優先されないのは2008年の社民党が国会で質問した際に政府が答弁しています。




住民票が消されていた場合は



→住民票がないことと、生活保護は関係ありません。



生活保護は日本国民であれば受けられます。


ホームレス生活が長い方だと住民票が消されている可能性もあります。


職権消除といって1年以上、住民票がある地域に住んでいることが確認されないと住民票が消されることがあるんですね。


これとも関係ありませんし必要な手続きをすれば住民票は復活します。




〇住民票が勝手に移されていた


→これも保護とは関係ありません。


役所に申し出ましょう。自分は移していない誰かが勝手にやった、と言えば移したのが取り消しとなります。

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