生活保護【不正受給のパターン5つ】できること・できないことは?

してはいけないこと・できないことをまとめました。



また受給後に「これどうなの?」と疑問に持ちそうな「できること」についても説明します。



まずは重い不正受給になるケースです。




生活保護の不正受給になりうるパターン




虚偽申請



生活保護の申請の際には嘘をつかず正直に申告をしましょう。



財産があるのにないと報告・少なく申告で不正受給



・参考 大阪 資産隠し不正受給 




本当は収入があるのにないと申告・少なく申告


バイト収入隠して受給 北区




離婚の家族関係の経歴を詐称


離婚を偽装し不正受給 和光市




お金に関わる虚偽の申請は問題になりやすいです。



間違いや嘘の金額が、生活保護の受給基準のレベルを超える話しなら、そもそも受けられなかった可能性があるからです。




また受給後に働いたお金を隠すのも問題になりやすいです。



もちろん程度問題で、勘違いくらいの軽いものなら修正したのちに注意があり そのまま受給し続けられると思われます。



悪質さの度合いやわざと嘘をついたのかが問われます。


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生活保護法85条には、不正受給したら3年以下の懲役または100万円以下の罰金と、



刑事罰になる恐れがあることも知っておきましょう。




(罰則)

第85条 不実の申請その他不正な手段により保護を受け、又は他人をして受けさせた者は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。




他にも


・経歴を偽って報告



・家族や親族がいるのにいないと報告



などのお金以外の申告も嘘がなく誠実に申告しないといけません。




二重受給



複数の市町村にまたがって申請をして受給することです。



保護費は1人の人が、2人分も3人分ももらうことはできません。




ホームレスの状態でも一応は申請ができてしまいます。それを悪用されるケースもあります。



また偽名や経歴を偽って複数の自治体から二重取りをする不正受給もあります。




これは悪質性が高いので保護費の返還、最悪で刑事罰もありえます。



生活保護を6重で受給 三鷹・相模原市




次に生活保護でできないことを列挙します




生活保護受給者ができないこと



・自家用車を持つことはできるか?


→原則はできない。例外でできる  *→こちらで解説



・借金はできない


→解説ページ



生活保護の保護費で借金の返済はできないです。



・ローンやクレジットカードを利用できない


→ローンは借金の一種です。ローン会社に立替えて貰ったお金を分割で返済するのと同じです。


借金は保護中は収入とみなされますし、保護費の返還を要求されます。




 クレジットカードは保護前に使っていたのをそのまま解約せずに持っておくことは問題はないと思われます。



しかし1度でも利用すれば、これも借金をするのと同じような形式になりますから控えておいた方がいいです。




・かかれない病院もある


保護中の病院は、指定医という生活保護で決められた病院にだけ通うことが許されます。


神奈川県の指定医の例


多くの病院は指定医になっていますが、歯医者や美容外科の一部などなっていない医療施設もあります。



・生命保険に入れない


貯蓄性の高い保険は、保護費で資産を作ることになるので入れません。



また受給前に入っていれば解約を求められます。



学資保険や少額の保険なら掛けていても良い場合があります。



・不動産の購入


財産を作ることになりますからこれも不可です。


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できるにはできるが大変、もしくは節度が求められるもの



・株、FX


できるにはできますが大変です。



FXはパチンコや競馬と一緒でギャンブルに近いです。



儲けが出れば→収入報告しないといけません。儲かった分は保護費を引かれます。




まず申請時に株券を持っているなら資産とみなされ、売却を求められます。


→売却した金額が基準となる資産を超えるなら申請は通らないと思われます。




・貯金はしていい?  


→大丈夫です。80万円程度の貯金が認められた判例もあります。

→「貯金との関係」




・引越しは?


大丈夫です。しかし「しなければならない理由」も必要です。 →引越しについて




以下は余暇やレジャー的なものが生活保護の受給でできるかどうか?です。



まず保護費の使い道は基本的には自由です。




憲法25条


1.すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。




『健康で文化的な』という部分があります。 ここに照らせば、生活保護者の方も「趣味や余暇」に保護費を費やすことも 問題はないと考えられます。




しかし一方でもう1つ生活保護法の60条に「贅沢ばかりしてはだめだよ、節約に努めなさい」


という条文もあります。




第60条

被保護者は、つねに能力に応じて勤労に励んで支出の節約を図り、その他生活の維持、向上に努めなければならない




この2つのバランスが求められます。



基本は自由ですが、保護費は税金から出ていますから節度も求められます。




生活ができないレベルで趣味や遊興にふけったり、保護費をもらって即日で なくなるくらい使ってしまうのでは、生活保護の目的にはあわなくなります。




・パチンコ、競馬のギャンブルは?

しても大丈夫です。  * →ギャンブルについての解説


しかし儲かった分は収入申告が必要です。



・国内旅行は 


→できます。ケースワーカーに目的と期間がどのくらいになるかの報告は必要です。



 また度が過ぎると近所で噂になり妬みを買いますから自制が必要でもあります。



・海外旅行は  


→できるにはできます。ですが周囲の目は国内旅行よりさらに厳しくなります。 また海外に渡航中の保護費は減額の扱いとなります。



・キャバクラや夜系のお店は


→行けます



ギャンブルと同様、受給後の保護費の使途は自由です。



しかしこちらも暮らせないほど切り詰めたり、支給日にすぐに豪遊してパッと使うのでは 生活保護の本来の目的とは違ってくるので節度がもとめられます。



・酒やたばこは


→たしなんでも大丈夫です



・スマホの契約は


→問題ありません



・ブランド物のバッグなどは


→持っても大丈夫ですが、売ったりもらったりすれば申告が必要です。







・子供の塾は


→受給世帯の子供でも塾に通えます。



しかも厚労省が運用方針を見直し、「塾代は奨学金やバイト代から出す場合は保護費の減額をしない」と変更をかけました。国も塾代については積極的です。



・ペットは


→ 保護法でペットはダメとはなっておらず、禁止はされていません しかしエサ代や病気になった時の治療費はかなり取られます (保険が効きにくいため、人間以上に治療費がかかる場合も)



・受給前から飼っていたペット そのまま飼いつづけられます



・受給後に新たに飼いたい   



飼えるには飼えます。しかし購入費は自身の保護費から またペット可物件に引っ越したい、という希望も通らないと思います  




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