生活保護 家賃は出るのか?共益費や上限オーバー分はどうか
生活保護を受けると家賃はどうなるのでしょうか
基本とその他の疑問を解説します。
→家賃は出ます
月々の生活費とは別に家賃代が出ます。
→住宅扶助といって生活保護で受けられる8つの保護のうちの1つで家賃代が支払われるのです。
ただし出る家賃については地域ごとに
・このエリアなら生活保護でここまでの家賃なら出せますよ
という「上限」が決められています。
いくらいい家に住みたいからといって、家賃がウン十万円もする豪邸の家賃は支払われません。
税金でまかなわれますし受けてない人と不公平さをなくすためです。
家賃の上限は地域ごとに差があります。例えば
・東京都であれば上限は53,700円
・島根県であれば上限は35,000円
と実際には差があります。
その地域ごとの家賃相場や住宅事情を考慮して決められています。
また
・特別基準額
というのがあります。
これは単身でなく、2人以上の家族がいる、障害や病気があって病院の近くの家賃高めのとこでないと生活に支障をきたす
等といった個々人の事情を考慮して上限より少し高めの物件にも住めるよう配慮されます。
東京都であれば特別基準額は
・69,800円
となります。
例えば家賃3万8千円のアパートに住んだとして、そのエリアの生活保護の家賃の上限が4万円と決められていたとします
2千円少ない家賃のアパートに住んでるからといって、
生活保護から住宅代として出るのが、2千円多い4万円分出るということはありません。
あくまで実費としてかかる家賃代3万8千円がそのまま出されるだけです。
生活保護を受けてからの転居は認められにくいので後から不満が出ないよう物件はちゃんと選ぶようにしたいです。
物件を探すと
・家賃 3万2千円
・共益費(管理費) 2千円
合計 3万4千円
などといった広告を目にしたりします。ここで生活保護で家賃代で支給されるのは
家賃分の3万2千円のみになります。
共益費は考慮されません。
その他の水道光熱費や共益費は、生活保護で他にもらう→生活扶助からやり繰りして自分で支払わないといけませんのでここにも注意が必要です。
また賃貸生活が長い僕のアドバイスとしてはそのアパートの物件のガスが
・都市ガスかプロパンか
も気にした方がいいと思います。
プロパンガスは都市ガスに比べて同じ量を使ったとしてもけっこう金額が高いです。
プロパンは高いとQ&Aサイトでも →参考
せっかく家賃や他のを節約してもプロパンはもとが高くで困るんですよね。
家賃安めな物件はプロパンガスが多いのですが、なるべく都市ガスのを探したいところです。
住む場所に制限はあるか?
生活保護を受けるとケースワーカの人から「ここに住んでください」と公営住宅や住居を指定されたり
もらえる家賃代より高いアパートに住んではいけないのでしょうか?
→住む場所に制限は受けません
またルール的にはもらえる家賃代より高い物件に住むことは禁止はされていません。
上限を超えた部分は自分で支払えば原則的には問題ありません。
仮に4万5千円が上限の〇〇県に住んでいて、自分は4万7千円のアパートに住みたいとなった場合は出るのは4万5千円までで、
超えた2千円は自分で支払うようになります。
理論的には例えば、13万円の物件に住んで4万5千円を扶助を受けて、残りの7万5千円は自分で支払うとすれば問題ないです。
しかし現実問題として上限を大幅に超える物件に住んだら、社会通念に照らしておかしいですし、福祉事務所から指導が入ると思われます。
基本とその他の疑問を解説します。
生活保護で家賃は出るのか
→家賃は出ます
月々の生活費とは別に家賃代が出ます。
→住宅扶助といって生活保護で受けられる8つの保護のうちの1つで家賃代が支払われるのです。
ただし出る家賃については地域ごとに
・このエリアなら生活保護でここまでの家賃なら出せますよ
という「上限」が決められています。
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いくらいい家に住みたいからといって、家賃がウン十万円もする豪邸の家賃は支払われません。
税金でまかなわれますし受けてない人と不公平さをなくすためです。
家賃の上限は地域ごとに差があります。例えば
・東京都であれば上限は53,700円
・島根県であれば上限は35,000円
と実際には差があります。
その地域ごとの家賃相場や住宅事情を考慮して決められています。
また
・特別基準額
というのがあります。
これは単身でなく、2人以上の家族がいる、障害や病気があって病院の近くの家賃高めのとこでないと生活に支障をきたす
等といった個々人の事情を考慮して上限より少し高めの物件にも住めるよう配慮されます。
東京都であれば特別基準額は
・69,800円
となります。
住宅扶助は実際の家賃分しか支給されない
例えば家賃3万8千円のアパートに住んだとして、そのエリアの生活保護の家賃の上限が4万円と決められていたとします
2千円少ない家賃のアパートに住んでるからといって、
生活保護から住宅代として出るのが、2千円多い4万円分出るということはありません。
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あくまで実費としてかかる家賃代3万8千円がそのまま出されるだけです。
生活保護を受けてからの転居は認められにくいので後から不満が出ないよう物件はちゃんと選ぶようにしたいです。
共益費や水道光熱費は住宅扶助で出ない
物件を探すと
・家賃 3万2千円
・共益費(管理費) 2千円
合計 3万4千円
などといった広告を目にしたりします。ここで生活保護で家賃代で支給されるのは
家賃分の3万2千円のみになります。
共益費は考慮されません。
その他の水道光熱費や共益費は、生活保護で他にもらう→生活扶助からやり繰りして自分で支払わないといけませんのでここにも注意が必要です。
また賃貸生活が長い僕のアドバイスとしてはそのアパートの物件のガスが
・都市ガスかプロパンか
も気にした方がいいと思います。
プロパンガスは都市ガスに比べて同じ量を使ったとしてもけっこう金額が高いです。
プロパンは高いとQ&Aサイトでも →参考
せっかく家賃や他のを節約してもプロパンはもとが高くで困るんですよね。
家賃安めな物件はプロパンガスが多いのですが、なるべく都市ガスのを探したいところです。
住む場所に制限はあるか?
家賃が上限より高い賃貸マンションに住んではいけないのか?
生活保護を受けるとケースワーカの人から「ここに住んでください」と公営住宅や住居を指定されたり
もらえる家賃代より高いアパートに住んではいけないのでしょうか?
→住む場所に制限は受けません
またルール的にはもらえる家賃代より高い物件に住むことは禁止はされていません。
上限を超えた部分は自分で支払えば原則的には問題ありません。
仮に4万5千円が上限の〇〇県に住んでいて、自分は4万7千円のアパートに住みたいとなった場合は出るのは4万5千円までで、
超えた2千円は自分で支払うようになります。
理論的には例えば、13万円の物件に住んで4万5千円を扶助を受けて、残りの7万5千円は自分で支払うとすれば問題ないです。
しかし現実問題として上限を大幅に超える物件に住んだら、社会通念に照らしておかしいですし、福祉事務所から指導が入ると思われます。
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