生活保護審査で貯金はいくらが上限?~最低生活費の半分まで

生活保護の申請の前に、預貯金をあまりたくさん持っている状態では受けられません。



要点




・条件の1つに「資産が基準の額以下であること」という点がある


・生活保護申請前は預貯金は1人暮らしであれば数万円程度くらい


・夫婦2人であれば7,8万円


・申請前に貯金が多いと収入認定されてその分で保護費を削られる可能性はあり


・しかし全部使いきってしまうのは後で大変になる恐れがあるから残しておく


・余裕のあるうちに申請に行き、この条件を最後の1つにしておく


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資産の活用



生活保護を受ける前の条件の1つに



・資産の活用


があります。



意味は生活保護を受ける前に、売れる物があればまずはそれを売って生活にあててください



貯金があるならそれを取り崩して生活費にあててください

というものです。




申請前に貯金が多いとこれに引っかかる可能性があります。



例えば資産が1億円ある人が、現在は失業して生活保護を受けたいと来たらおかしいですよね。



資産を持っている人は、その資産がなくなってからじゃないと申請ができないようになっています。



じゃあまったく手持ちゼロの状態で申請できない、だと申請から受給の決定までだいたい2週間から1か月くらい


かかりますから、ゼロだと食料が買えず飢え死にしてしまいます。なので



・最低生活費の半分くらいまで


は持っていいことになっています。



申請の結果が出るくらいまでの生活費は持っていいですよ、という意味合いでの金額です。




しかし1人暮らしで数万円という金額は申請の審査が落ちたりした時に残りも少なくなるでしょうから


カツカツの金額といっていいです。


ここの制度はもう少し何とかしてほしいものです。



方法




良いやり方としては



・まだ生活費にちょっと余裕がある状態で生活保護の申請で役所にいく



・「貯金は最低生活費の半分以下」のこの条件以外でダメな条件はないか役所で確認をする



・最後に残したこの条件で「貯金が多い」と言われた分のお金を使って、


審査の結果が出るまでの間の「食糧品や水、生活必需品」を買って備えるための物に使う


借金や何かの支払いが残っているのならそれに使う。



資産隠しを疑われないよう、何を買ったかの証明でレシートを残しておく

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